サラリーマンの読書

読書好きのサラリーマンです オススメの本を紹介しています! 生活に活かせる情報も発信中(^_^)/

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こんな人にオススメ
・人のダークな部分を読みたい
・色々な視点から物語を見たい
・リアルな人物描写を楽しみたい


あらすじ・内容
高級住宅地に住むエリート一家で
殺人事件が驚きの殺人事件が起こる
父親が被害者で母親が加害者・・・
遺された子供たちはどうなるのか!?
向かいに住む住人の達の視点から
事件の真相が明らかになっていく


 



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ネタバレ・感想
高級住宅地での家庭内の殺人事件
誰もが羨むエリート一家での出来事
他人から見れば何も不自由なない一家
に見えるが真相は違っていた

近所の一人達の視点から事件を見ていく
心理描写が上手で特に遠藤家と小島家の
女達にはイライラした
他人の事は他人自身しか分からないのに
さも分かっているように振舞う人達
人間の嫌な部分をリアルに描写していた

それぞれの視点で物語が変わり
どこの家族でも起こりそうな怖さがあった
それぞれの「家族」描かれていて
家族の大切さついて考えされられた
ラストは事件の真実とは違っていたが
未来に希望が持てる終わり方で良かった

観覧車に乗って見えない“モノ”は
他の観覧車の中の出来事
観覧車から見える外の景色も
高さによって見え方が変わっていく
それを家族に見立ている作品だった

ふと、疑問に思った事がひとつ
小島さと子の夫が一度も出てこない
家にいる様子は全くない
一緒に暮らしてないのか?
おせっかいでウザい小島だが
高橋家を気に掛けたりしていい人に
なっていて面白かった
 

殺人事件の当事者の視点は一切ない
事件の本質は犯人にしか分からない
他人を見て思ったり感じたりする事は
本当の真実とは限らない
本当の気持ちは本人しか分からない

相手の気持ちを読み取る事より
相手に寄り添う気持ちが大切
だと考えされられる作品でした


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こんな人にオススメ
・色々な視点から物語を読みたい
・ダークな話が好き
・すれ違う思いを楽しみたい


あらすじ・内容
高層マンションの一室で死体が発見される
現場に居合わせたのは20代の4人の男女
それぞれの証言により真実が明らかになる
なぜ野口夫妻は殺されたのか?
それぞれが思いを寄せるNは誰なのか?
切なさに満ちた純愛ミステリー


 


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ネタバレ・感想
人間の負の部分を上手く描く湊かなで
本作もらしさが随所に書かれ面白い
4人の登場人物の視点から描かれており
各自、誰が嘘をついているのか分からない
他の人物が知らない事実によって
読書だけが真実を組み立てられる構図
すれ違う思いが交差していて、
とても作り込まれている作品だった

タイトルのNは誰なのか?
Nのためにとはどういう事なのか?
と考えながら読み進めた


最後の杉下希美の文章からNは一人ではなく
成瀬慎司、安藤望、西崎真人だった
登場人物のN達ががそれぞれのNのために
一番大切な人の事を考えて行動した
そして、それがすれ違いを生み出した


杉下→成瀬のために
・奨学金の用紙を渡して成瀬を助ける
・放火事件で成瀬のアリバイをつくる
 (実際は成瀬は犯人ではない)


杉下→安藤のために
・安藤の僻地への海外赴任を防ぐため
 野口に妻の不倫相手がきたと嘘を着く


杉下→西崎のために
・奈央子を助ける協力をする


杉下&西崎→野ばら荘のために
・野ばら荘を開発計画から守るために
 ビル売却に反対している資産家の息子
 である野口に近づく
 (この行動で野口夫妻と関わる事となる)


一番大切な人の事を考え行動した
すれ違いが重なり事件に発展した
真相は野口は妻の奈央子に殺され
奈央子は自殺をしたが、西崎が罪を被る


読んで残った謎は
・安藤はなぜチェーンをかけたのか?
→疎外感だけではしないと思った
 他に理由はないか読み返したが分からず

・杉下は誰が好きなのか?
→成瀬か安藤か西崎か?
 恋愛感情はあるのか?

原作ではハッキリしません
健気な杉原には幸せになって欲しかった
ドラマ化もされています
原作にはないシーンもあるようです

杉原→榮倉奈々
安藤→賀来賢人
西崎→小出恵介
成瀬→窪田正孝

豪華な俳優陣ですね
現実では榮倉奈々と賀来賢人は結婚(*^_^*)
ドラマの評価も高いようです
是非、観たいと思いました 


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こんな人にオススメ
・理不尽な上司にイライラしている
・憂鬱な日々をスカッとしたい
・不思議な話が好きだ


あらすじ・内容
些細な事から上司の嫌がらせを受ける
ようになった玲美
疲弊しきって玲美は、上司を殺したいと
夢想するようになる・・・

・業績を自分の手柄にする係長 
・若い子を目の敵にするお局
・会社に寄生する豚野郎

こんな最低な上司たちの結末は!?
憂鬱な日々にスカッと効く全3編


 


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ネタバレ・感想
タイトルに惹かれて(笑)手に取り読了
どの物語も神社がアクセントになって
世にも奇妙な物語のような不思議系ホラー
嫌な上司がいる人にはオススメ


「今日は天気がいいので上司を撲殺
しようと思います」

部下の手柄を横取りする上司
しかも学歴コンプレックス有り
上の人にはペコペコして部下には厳しい
こんな人いるなーと思いなが読んだ
主人公の病んでいく描写もリアル
結婚式の引き出物のカタログギフトで
上司を殺す為の金属バットを選ぶ
この辺で完全に病んでいる(¯―¯٥)
神社で絵馬を探すシーンはドキドキした
最後に仰いだ空の青さが目に浮かんだ



「天井の梁」
会社の金を横領するお局の話
どの会社にも番長的な存在の人はいる
ターゲットにされた主人公が可哀想だった
「あなたの仕事、気持ち悪い」
かなりムカつくが上司だから逆らえない
主人公も追い詰められていく

嫌味を言ったりひと言多いお局はリアル
自分の会社にも嫌味を言ったり
自虐風自慢でマウントを取ったりする
お局がいるので主人公の気持ちが分かる

自殺寸前まで追い込まれた主人公だったが
母からの電話で自殺せずに済んで良かった
母の優しさを感じる事ができるストーリー
誰にでも思い出の味はある
懐かしくて優しくて美味しい
主人公に感情移入して読め進めた

仕事においても見ている人は見ている
評価されなくても腐らず頑張ろうと思った



「引き継がれ書」
マタハラやパワハラをする上司
歴代社員のストレス発散ファイルヤバい
佐藤はどれだけ理不尽な事をしてきたのか!

そして、赤い文字の予言が怖すぎる
消したハズのファイルがあるのが怖い
世にも奇妙な物語でやって欲しい

佐藤はしぶとそうだからファイルは
無くならないんだろうなー



3作とも上司が「クズ」過ぎる
こんな上司がいるなら即、転職します
会社には不満があるが自分の上司が
いい人で本当に良かった
やっぱり人間関係が大事と再認識した

表紙とタイトルのギャップに驚いて読み
読了したら心地よい疾走感もあった
不思議と仕事を頑張ろと思えて良かった


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