adult-2179093__480


こんな人にオススメ
・丁寧な心理描写を楽しみたい
・一気読みしたい
・どんでん返しが好き


あらすじ・内容
家事と育児に追われる高村文絵は
ある日、中学の同級生、加奈子に再開
加奈子から化粧品ビジネスに誘われる
大金と生き甲斐を手にしたが・・・
鎌倉で起きた殺人事件の容疑者として
突然逮捕されてしまう
無実を訴える文絵だが加奈子が姿を消し、
詐欺容疑まで掛かってしまう
全ては文絵の虚言なのか!?
消えた加奈子の正体は!?
戦慄の犯罪小説


 



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ネタバレ・感想
柚月裕子は「臨床心理」「慈雨」に続き
3作品目でした
やはり、心理描写が丁寧に書かかれている
文絵の目線、刑事の秦の目線どちらも
リアリティがあり感情移入しやすい


家事や育児に追われている主婦の文絵
中学時代の同級生の加奈子に化粧品ビジネス
に誘われ大金と生き甲斐を手に入れた
しかし、騙され殺人事件の容疑者に・・・
文絵の取調べが進むにつれて
文絵には子供がいない事が発覚する
このあたりから続きが気になり一気読み

事件の真相を握る加奈子を追うが、
加奈子は数年前に亡くなっており
犯人が加奈子になりすましていた!
サングラスの女は誰なのか?

ATMの振込明細書から糸口を見つけ
秦と菜月の粘り強い捜査で真相に近づく
この秦と菜月のコンビが良い
続編があれば菜月の成長を描いて欲しい


他人になりすまして犯罪を繰り返す犯人
リアル過ぎて怖かった
文絵がはめられる過程も恐ろしい
中山七里の「嗤う淑女」みたいだった

甘い話には罠がある
タイトルの意味に納得した
読みごたえがあり面白い作品でした