サラリーマンの読書

読書好きのサラリーマンです オススメの本を紹介しています! 生活に活かせる情報も発信中(^_^)/

カテゴリ: ミステリー

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こんな人にオススメ
・ミステリーが好き
・色々な視点から謎を解きたい
・斬新な設定を楽しみたい


あらすじ・内容
山村で起きたカルト宗教団体の集団自殺
唯一生き残った少女には、首を斬られた
少年が自分を抱えて運ぶ記憶があった!
探偵の上笠丞はその謎が奇跡である事を
証明しようとする
論理の面白さと斬新な探偵が起こす
一風変わった話題のミステリー!!


 


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ネタバレ・感想
まず、設定が変わっていて面白い
一般的な探偵は事件の解決を目指すが
上笠丞は奇跡の証明の為に全ての可能性
を排除しトリックを論破していく
まさに、タイトル通りに話が進行する

論理的に推理してくる刺客達に対して
全てのトリックの可能性を排除しなければ
ならないので圧倒的に探偵側が不利
この圧倒的に不利な推理合戦が面白い


キャラも濃くてお腹いっぱいになる
・容姿端麗な天才探偵
・金貸しの美人中国人(パートナー)
・裏社会の美人中国人(刺客)
・元検察官の大門(刺客)
・元助手の天才少年(刺客)
・枢機卿(教皇の最高顧問、ラスボス)

登場人物がぶっとんで魅力的なので
アニメ化したら当たりそう


テンポも良く展開していく
奇想天外な仮説とその論理が楽しい
壮大で真剣な悪ふざけという印象だった
ただ、伏線はしっかり散りばめられており
ストーリーもしっかりしていた

ラストは探偵の笑顔も含め素敵だった
希望が持てる終わり方でよかった
続編の聖女の祝杯も是非読みたい



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こんな人にオススメ
・違和感を楽しみたい
・イヤミスを読みたい
・どんでん返しが好き


あらすじ・内容
主人公の結衣子が小学1年生の時、
二歳上の姉・万佑子が失踪した
目撃証言を元に捜索するも見つからない
必死に捜す家族の前に二年後、
姉を名乗る見知らぬ少女が帰ってきた
喜ぶ家族の中で結衣子だけが違和感を
抱き続けていた
姉は「本物」なのか!?
衝撃の真実にたどり着くミステリー! 




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ネタバレ・感想
失踪した姉が二年後に帰ってくる
しかし、どこか違和感がある
本物なのか?偽物なのか?

冒頭から「お姉ちゃん」「万佑子ちゃん」
と結衣子が言っていたので入れ替わりは
予測する事はできた


結衣子以外にも不信感を抱く者もおり
DNA鑑定を行う事になる
ここで親子じゃないて分かり
次はどんな展開になるのかと思ったら
親子で間違いないという結果だった!


それでも結衣子だけは違和感を抱き続ける
結末が気になり、そこから一気読み

真相は新生児の時に入れ替わっていて
失踪事件後に本当の両親の所へ戻っていた
戻ってきた万佑子は血がつながった姉
ハルカは失踪前まで一緒に暮らした姉
本物はどっちなのか?

どちらも本物ではある
もし、自分が同じ境遇になったとしたら
8歳まで育てた娘に愛情が湧いて
本当の両親へ戻す事は考えられない
血は繋がってなくても親子だと思う


結衣子は両親から真実を隠されたり
ブランカを使って捜索されられたり
かわいそうだった

ハルカも本当の家族になる為に
一生懸命に努力していて健気だった
ラストも後味が悪い終わり方
難しいとは思うが本当の家族になって欲しい


読書を引きつける伏線の配置と
終始に漂う不穏な雰囲気は湊かなえらしい
ミステリー要素も十分で面白い作品でした


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こんな人にオススメ
・ゾワゾワしたい
・サイコパス物が読みたい
・展開を予測するのが好き


あらすじ・内容
大学で犯罪心理学を教える高倉は
妻と二人で一戸建てに暮らしている
ある日、刑事の野上に事件の分析依を
契機として周囲で事件が次々と起こる
野上の失踪、生徒間のトラブル、
向かいの家の出火と謎の焼死体!
「奇妙な隣人」への疑惑が膨らむが
それは恐怖の発端でしかなかった
ゾワゾワするサイコミステリー!! 




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ネタバレ・感想
前川裕は初読だったが面白いかった
タイトル通りにゾワゾワして怖かった
謎も散りばめらていて読み応えあり
伏線も回収されスッキリします(^-^)

周囲で不審な出来事が次々と起こる
隣人は愛想はいいが、どこか怪しい
すぐに話に引き込まれ一気読み

序盤、隣人の西野の娘を助けたシーン
西野が豹変し、玄関の鍵を次々と開けて
いく所が本当に怖かった
隣人への疑惑が確信に変わる


刑事、谷本と捜査を進め真相に近づく
隣人西野の正体は野上刑事の腹違いの兄、
矢島がなりすましていた
矢島の得体の知れない気持ち悪さは
貴志祐介の「黒い家
雫井脩介の「火の粉」みたいだった


ひとつ納得がいかないのは
大和田の死は回避できていた
谷本に連絡してから動いていたら
矢島も逮捕できていた可能性が高い
これは高倉のミスだった
高倉本人も谷本に連絡しようか迷ったが
大和田の隣人=矢島ではないと考え
矢島と分かってからでいいと判断する
結果次第にこの判断が間違いだった


矢島の最期はあっけなかったが
澪が元気に生きていてよかった


地域社会の希薄化による「なりすまし」
自分の隣人が犯罪者かもしれない恐怖!
ハラハラの展開で面白い作品でした
他の作品も読んでみたくなりました


映画化もされています
隣人役は香川照之が演じてます
抜群に気持ち悪いと評価が高いです
原作と内容が違うみたいなので
気になる方はご覧ください


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こんな人にオススメ
・ホラーやミステリーが好き
・どんでん返しを楽しみたい
・都市伝説が好き


あらすじ・内容
ライターの原田璃々子は東京23区のルポ
を書くため、いわくつきの場所を巡る
自殺の名所の団地、縁切り神社、
心霊写真が写る埋立地、刑場後など・・
暗い東京の闇を取材する璃々子だったが、
本当の目的は同行する島野仁の秘密を
探ることだった!
裏東京散歩ミステリー




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ネタバレ・感想
東京23区にまつわる怖い話とミステリー
本作がシリーズ1作目で5区書かれている
実際の歴史とホラーがミックスされて
面白かったし、勉強にもなり良かった

霊感が強い璃々子と先輩島野の掛け合いで
ストーリーが進行していく
世にも奇妙な物語みたいなテイストで
面白くサクサク読めた



板橋区の女では出版禁止のような仕掛け
があり楽しめた
絵馬に書かれた暗号は


つまにはかこのゆか 
うれいいかるこわい。
かなし


最初読んだ時は分からず(=_=;)
解説を読んでやっと分かった
“か”なしにすると


つまにはこのゆうれいいるこわい。
妻には子の幽霊いる怖い。



品川区の女は怖かった
警察官の木内は何者かの視線を感じていた
木内は璃々子が怪しと思い捜査するが
視線の正体は別にあった!


正体は木内が救助した藤川奈緒だった!
木内に近づく為に引越する
木内に会う為に放火する
木内に会う為に交際相手を刺す
もし、刺された佐々木が意識を
取り戻さなかったらと思うと怖い
さらに過激な事をしていただろう
そして、ホームレスは冤罪になっていた

木内に救助された時、震えていたが
これは恐怖からではなく歓喜からだった
大森貝塚での悲鳴も藤川の嫉妬から
狂った人の心はまさに幽霊より怖かった



どんでん返しもしっかりあり
島野は既に亡くなっていて
璃々子は島野の霊と会話していた
島野自身は自分が死んだと気づいていない
オカルト嫌いな所が面白かった
伏線もしっかり回収されてスッキリした

残った謎はひとつだけ
島野が触れてしまった東京の禁忌とは?
続編の「東京二十三区女 あの女は誰?」
に期待したい

 


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こんな人にオススメ
・色々な視点から物語をみたい
・謎に挑戦したい
・迷宮に迷い込みたい


あらすじ・内容
24歳のOLがアパートで殺害された
猟奇的な犯行で世間の注目を浴びる
この殺人をめぐり、1人の記憶喪失の男が
「治療」として様々なこの事件を書いた
文章を読まされていく
果たして記憶は取り戻せるのか?
そして事件の真相とは?
視点の違う言葉の迷路により謎は深まる
スリリングなミステリー


 



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ネタバレ・感想
すごいすごいすごい!
こんなとてつもない一冊が埋もれていた!
と帯に書かれていたので興味を持った

読んでいくと殺人を犯した井口は
記憶喪失になっている
治療の一環として、その事件の報告書や
犯罪記録、手紙などを読ませていく

「治療」が進むにつれて
犯人や被害者の色々な側面が見えてくる
視点が変われば印象も変わり面白い

ただ、ラストシーンがよくわらない
井口が小説家中澤の考えに対して
笑ってしまい話は終わる
オチがしっくりこないのが残念
解説を読んでも全然分からない
私の読解力では意味不明だった


記憶喪失ではない
→中澤に見破られて笑った
 う〜ん、これはしっくりこない

本当に記憶喪失
→最後に笑う理由が分からない


読書を「迷宮」に迷わせたかったのか?
読了した後のモヤモヤ感が「迷宮」か?
考えれば考える程、迷宮に迷い込む


おそらく、ラストの時点では記憶はある
笑った理由は中澤が真実とは見当違いの
事を言っているのが馬鹿らしかったから

自信ないなー誰か解説して下さいw
もう一度読み直します!


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