サラリーマンの読書

読書好きのサラリーマンです オススメの本を紹介しています! 生活に活かせる情報も発信中(^_^)/

タグ:雫井脩介

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こんな人にオススメ
・親子の絆を感じたい
・刑事物を読みたい
・サクサク読み進めたい


あらすじ・内容
新米刑事の夏輝が初めての現場で
組まされたのは父の島尾明村だった
少年時代に離別して確執があった
ある日、捜査一課の係長が何者かに殺害され
捜査本部は内部の犯行を疑う

父も含めて同じ課の刑事達に疑惑が浮上
夏輝は単独で事件の確信に迫るが・・・
いくつもの因縁が絡み合うミステリー


 


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ネタバレ・感想
雫井作品は「犯人に告ぐ」「火の粉」
「クローズド・ノート」が有名
ダークな話を書く印象があったが
本作はコミカルなテイストもあり


少年時代に父とは離別し確執があった
しかし、現場でコンビを組まされる事に
そこで次々に事件が発生する

ある日、捜査一課の係長が殺害され
父にも疑惑の目が向けられる

新米刑事の夏輝が情報屋である相原と
独自に捜査をして真相に近づいていく
相原は尾行中に見つかって死んでいまうが
明るくいいキャラで登場人物の中で
一番魅力的った(*´д`*)

一連の事件の黒幕は刑事の稲木と江渕
そして、最初に殺された情報屋・貝塚とは
グルだった


確執があった親子も次第に打ち解けていく
夏輝の父のジェントルは頼りにならないが
優しく、面白く親子の絆を感じた
他にも、純子と自殺した父との絆
ヤクザ元親分も息子を思い遺体処理を行う
タイトルにあったストーリーでした

新人刑事が単独捜査するのはリアリティに
欠けるが夏輝目線で読み進めれる
ラストの夏輝と妹の忍、父とのシーンは
ホッコリしてよかった


いつもの人間のダークなところを描く
雫井作品とは一味違った
まだ、未読の作品も多いので読みたい

佐藤健と渡部篤郎でドラマ化もされてます
小説とは違う内容らしいので
気になる方は見て下さい



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こんな人にオススメ
・ハラハラする展開が好き
・心理描写を楽しみたい
・伏線を回収しスッキリしたい



あらすじ・内容
新進作家の待居涼司の小説「凍て鶴」の
映画化が決まり監督に人気脚本家である
オノミツこと小野川充が抜擢される
小野川充は「凍て鶴」に異様な興味を示し
この作品のヒロインにかつて自殺サイトで
カリスマ的な存在であった木ノ瀬蓮美を
重ねる持論で待居を戸惑わせる
小野川は映画化の為と自殺サイトの謎を
解明していき真相に近づいていく
そんな小野川に待居は不気味さを覚える
好奇心と恐怖の心理サスペンス!

 
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ネタバレ・感想
まず思うのは雫井脩介は心理描写が上手い
「望み」「火の粉」同様に話に引き込まれる
序盤は小説家の待居と人気脚本家、小野川
のやりとりが中心で小野川が実にウザイ
待居目線で書かれており待居が可哀想だった


中盤、落花の会のメンバー山崎が発した
「パインさん・・・ですよね」
から読書をどんどん疑心暗鬼にしていく
ここから物語が面白くなり一気読み


それからは記者の今泉目線で書かれている
自殺サイトの中で殺人事件がある事が分かり
今泉はどんどん真相に近づいていく


しかし、今泉を誘導していたのは犯人で
今泉は犯人の罠に掛かり死んでしまう


終盤、今泉と連絡がつかず森を探索に
犯人のヒバは待居か小野川か!?
最後まで読めない展開で推理が楽しかった
そして「凍て鶴」が映画化されて良かった

最後に待居と小野川でどんなやりとりが
あったのかは謎だが面白かった
自殺がテーマだから登場人物が病んでるw
結局、待居が一番怖かった((((゜д゜;))))

ラストは以外な終わり方でしたが
伏線はしっかり回収されスッキリしました



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こんな人にオススメ
・サイコパス物が読みたい
・ハラハラした展開が好き
・一気読みしたい



あらすじ・内容
幼い子供を含む一家3人が殺害される
という悲惨な事件が起こる
検察側は被害者と交友関係があった武内が
犯人と主張するが偽装工作により無罪に

この事件の裁判を担当した梶間勲は世論に
流される事なく無罪判決を出す
数年後、梶間の前に姿を表した武内
梶間の隣の家に偶然引っ越してくるが
それが悪夢の始まりだった・・・

 
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ネタバレ・感想
タイトル通り自分に降りかかる「火の粉」
に対して翻弄される男の物語でした


まず武内がサイコパス過ぎて怖すぎる
善人の仮面を被った怪物((((゜д゜;))))
こんなヤツが隣に引っ越してきたら嫌だー


裁判官の梶間勲は誠実な裁判を行う一方
自分で死刑判決は出したくない性格

被告の武内は限りなく黒だったが検察側は
偽装工作の謎を解く事ができない
梶間は良心に従い無罪判決を出す
これが間違った判断だった!!


武内は友好的な人には親切だが
自分を警戒する人は徹底的に排除する
息子の嫁である雪見はその対象になり
家から追い出されてしまう


勲の妻である尋恵も当初は武内を信頼するが
様々な疑問や引っかかりを覚えるように


勲は自分の判決に納得はしていたが
次第に「殺人鬼を放ってしまったのか?」
と自責するようになる


最後の武内の別荘のシーンは圧巻
勲が別荘に着いた時には家族は武内に
襲われていた
勲は家族を守る為、怒りに震えながら
武内を大理石の灰皿で殴り殺してしまう
そして勲は裁判で有罪を言い渡されます
判決で始まり判決で終わるストーリー

一見善人に見える隣人の不気味さ
ハラハラした展開で一気読みしました
雫井脩介は「望み」も面白いです
この人は心理描写を書くのが上手い
他の作品も読んでみようと思いました



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こんな人にオススメ
・リアルな心理描写を読みたい
・感情移入する作品が好き
・やっぱりダークな雫井作品だ!



あらすじ・内容
建築家の石川一登は妻と兄妹の4人家族
平凡な暮らしをしていたのだが・・・
しかし、高校生の息子の友人が殺害され
同じ時期から息子が行方不明になる
関係者で行方不明者は3人
目撃者より逃走した犯人は2人
息子は加害者か被害者か?
息子への望みを描くサスペンスミステリー

 
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ネタバレ・感想
息子が加害者であれば犯罪者の家族として
世間から見られ今までの生活は崩壊する
被害者であれば息子は殺されている
どっちに転んでもバッドエンド
重い話だが息子の規士の安否が気になり
ページをどんどんめくってしまった

タイトルの「望み」の意味は重く
揺れ動く父母の葛藤がリアルだった
父親の立場で感情移入しながら読んだ
息子が被害者の場合、家族は救われる
息子が加害者でないと信じたい

一方、母は加害者でも生きていて欲しい
生きている事を信じ弁当の準備をする
自分が家族を支えるとい強さがあった

家族が加害者の物語はよくあるが
本作は終盤までどちらか分からない
最後は切ない結末になるが面白い作品

息子が持っていったと思われたナイフが
部屋で見つかった時、父は息子の死を確信
息子を信じる事ができなかった自分を責めた

自分の意思でナイフを置いていく判断を
した息子の規士は偉いと思った
これが息子が残した最後のメッセージに

父、母、妹の気持ちが痛い程分かり
終盤は涙が溢れた

息子の部屋でナイフを見つけた時の
父、一登の「馬鹿野郎・・・・・・」

母、貴代美の
「私は・・・・・・私は規士に助けられました」

繊細な心理描写で心を揺さぶられ
色々と考えさせらる作品でした


雫井脩介は「火の粉」以来でしたが
続きの展開が気になり一気読みしました





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