読書好きのサラリーマンです オススメの本を紹介しています! 生活に活かせる情報も発信中(^_^)/

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こんな人にオススメ
・ハラハラしたい
・ドロドロした話が好き
・心理描写を楽しみたい



あらすじ・内容
30代の若さで事業に成功し誰も憧れる
優雅な生活を送り麻生陶子
だが、その美貌の裏腹に「理想の人生」を
手に入れる為に恋も仕事も計算し尽くす
その陶子には彼女を崇拝し奴隷の如く
仕える妹の久恵がいた
しかし、ある日この歪んだ姉妹関係が
崩れ始め驚愕の事実が明らかになる……



    



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ネタバレ・感想
“勝ち組”を目指し周囲の男を利用する陶子
人材派遣会社を経営する美人社長
この人材派遣の内容が面白かった

・社員をリストラさせる
・結婚式の人数合わせ
・販売会場の盛り上げ役
・彼氏彼女の代役派遣

演劇経験者のスタッフを使って人を騙す
陶子自身おかしな商売と思っているが
需要はあり順調に経営している
確かに需要は多そうで興味深かった
誰にもバレないように人に頼みたい事は
多いし面白い商売だと思った


陶子には河島と恭平という2人の恋人がいた

河島
・陶子に仕事を与えた年上の実業家
・ブランド品仕入や販売を手掛ける
・胡散臭いが金回りはいい

恭平
・年下のデザイナー
・若くて才能がある
・陶子に恩義を感じている

陶子はこの2人に魅力は感じていたが
一定の距離を取りながら付き合っていた
全ては自身が“勝ち組”になる為に利用した
周囲の人を最大限に利用する姿勢が
印象的で野心が凄いと思った


一方、妹の久恵は顔もスタイルも平凡
製薬会社を辞めた後は人間不信で働く事
が難しく陶子の世話になっていた
家事全般をこなし陶子に仕えていた
陶子の機嫌が悪いと理不尽に当たられる
こともあるが、陶子に憧れていた
趣味はネットで薬を調べる事だった


陶子と久恵は本当の姉妹じゃないと
予測はできたが、内面的な考えや
騙し合う様子は不思議と似ていた
陶子の計算高さやしたたかさ
久恵の執着心がリアルだった


久恵が陶子にされた仕打ちを陶子に
やり返すシーンはハラハラした
その裏で陶子が水面下に久恵から
逃げる計画を立てているシーンは
手に汗握って一気読みだった


終盤、久恵は仕事に復帰し新しい恋人
も出来て幸せに暮らしていた
陶子とも互いに許し合っていた
しかし、ある日急に恋人・宏幸と連絡が
着かなくなり不安にある久恵
電話の着信に飛び付いて出るが
聞こえてきたのは陶子の笑い声
そして、冷酷な低い声




「お馬鹿さん」




全ては陶子が仕組んだ事だった!
計算高く負けず嫌いの陶子は
しっかりとやり返していた
そして、久恵の目には光が宿る
次は陶子の番だと……
ラストはまた陶子と久恵の立場が
逆転しそうな終わり方だった
ああ、この執念は恐ろしい((( ;゚Д゚)))
陶子は里矢子に戻り暮らしていく
陶子(里矢子)はこれからも周囲の人を
利用して上手く生きていくのだろう
ハラハラドキドキの1冊でした


ドラマ化もされています
陶子役・・・山崎鉱菜
久恵役・・・北野きい
2人とも演技が上手くて見応えあり
気になる方は是非見て下さい

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こんな人にオススメ
・サクサク読みたい
・どんでん返しで騙されたい
・ユーモアなミステリーが好き



あらすじ・内容
専門学校の入学のために田舎から上京
した美菜は、隣人に挨拶することに
お隣さんの雄也はどこか影のある長身の
青年で美菜は好意を抱く
一方、雄也は美菜に一発の銃弾を見られ
動揺してしまう
雄也はそれを使った「仕事」を思いだす
ある弁護士を闇に葬った出来事を
さらに雄也の今度の仕事場は美菜が
通う専門学校だった・・・
純朴女子学生と危険な殺し屋が交差する
衝撃的ラストのユーモアミステリー!



    



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ネタバレ・感想
今回も藤崎翔ワールド全開だった
「神様の裏の顔」が面白かったので
手に取り読んだが本作も良かった


殺し屋を題材にしているがコミカルで
サクサク読み進めることができた
主人公は上京した女子学生・美菜と
隣に住んでいて影がある青年・雄也
それぞれの視点で物語は展開する


登場人物の男がみんなが美菜の事を
気に入っていたのが面白かった
かなり魅力的な女性なのだろう
実際、いいキャラで良かった
そんな美菜に殺し屋の雄也も惹かれていく
雄也と美菜のラブコメに期待して
油断して読んでいたら見事に騙された
何と、殺し屋は雄也ではなく・・・









美菜だったΣ(-∀-;)









これにはやられた
殺し屋のコードネームが“ビック”だし
序盤で拳銃の弾丸隠してたし
風俗代支給のくだりもあったし
完全に雄也が殺し屋と思っていた(笑)
雄也が殺しの“仕事”をする描写は
雄也が制作した映画だった!
(これは流石に少しズルいなー)
雄也は徹底的に役に入り込む性格で
普段の生活から殺し屋になりきっていた


タイトル通りお隣さんが殺し屋だった
読者を騙そうとする構成や仕掛けは
心地よくテンポも良いので爽快感あった
多少強引なところもあったが面白かった


笑いの要素も多く登場人物も個性があり
魅力的なので映像化して欲しい
殺人のシーンは殺し屋を映さないで
声を出さずに上手く演出すればいける
可愛いヒロイン×影のある長身のイケメン
脚本次第で化けそうだ(*^^*)


藤崎翔作品なので構えて読んだが
見事に騙されてしまった
元芸人だけあって笑いの要素もあり
面白く満足な1冊でした
終盤の伏線回収は見事だった
他の作品も是非読みたい

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こんな人にオススメ
・一気読みしたい
・ハラハラしたい
・どんでん返しが好き



あらすじ・内容
殺した後、一晩かけて遺体をバラバラに
する殺人気──通称「真夜中の解体魔」
婚約者を殺された救急医の秋穂は
深い悲しみを抱えながらも職場復帰した
そこに運ばれてきたのは美少年・涼介
無事、命は救うことはできたが
手術室を出た秋穂に刑事が告げる
「彼は『真夜中の解体魔』だ」と──。
涼介に復讐しようとする秋穂に
涼介は誤解だと涙ながらに訴える
無実に見える証拠を見せつけられた
秋穂はためらいながらも真犯人を探す
涼介は真犯人に操られているのか?
それとも周囲を操る冷酷な人形遣いか?
衝撃のクライマックスは驚愕必至!


   



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ネタバレ・感想
二転三転する展開から目が離せず一気読み
テンポも良く読みやすかった
主人公の秋穂は心の奥底では抵抗しつつも
涼介にどんどん惹かれていく
婚約者を殺した犯人かもしれないのに
秋穂は心を許しすぎている感じがした
涼介に関わった関係者たちは口を揃えて
涼介は危険であり騙されるなと言う
明らかに怪しいが秋穂の心は揺れ動く
それほど涼介の魔性ぶらは凄い


序盤から涼介が怪しく疑っていたが
雪絵殺害時にアリバイがあることが判明
涼介意外では刑事の倉敷が怪しいと思い
読み進めたらビンゴだった
知念実希人にしてはひねりが少ない話だと
思っていたらラストで衝撃を受けた!


倉敷が犯人で一件落着した後
涼介はかつてからの夢の実現に向け
アメリカに向かう
空港まで見送りにきていた秋穂は
別れ際に涼介から封筒を受け取る
その封筒に入っていたのは・・・





秋穂の婚約者・一輝の結婚指輪!




真犯人は涼介だった((( ;゚Д゚)))
これには騙された
真夜中の解体魔の犯行は

安里千代(雪絵の母)・・・涼介
村元咲子(夫が警察官)・・涼介
荒巻一輝(秋穂の婚約者)・涼介
安里雪絵(涼介の恋人)・・自殺で解体は倉敷


秋穂は完全に涼介に操られていた
恋人を殺した犯人の命を助け
涼介の手足となって動き無罪(雪絵殺害)
の証拠まで見つけた
涼介はどこまで計算していたのか?
以前助けられた時から秋穂に目を付け
秋穂の苦しんでいる顔を見るために
秋穂の婚約者を殺す計画を立て実行した


涼介は執着した人物が絶望する姿が
この世の何よりも綺麗という歪んだ
価値観を持っていた
紅と一緒に保護施設を運営していて
良いヤツかと思っていたが・・・
その慈善活動の裏には施設に集まる
「絶望した人間」を間近で見るという
目的があったと考えられる



倉敷の執念も凄かった
いくら殺された恋人の仇とはいえ
涼介をハメる為に由絵の体を解体
記者の桐生を病院送りにしたり
涼介のアリバイ証人である黒崎まで
殺害している((゚□゚;))


秋穂の上司の矢家が格好よかった
電話ボックスのシーンが良い
一瞬、犯人なのではと疑ってしまった
矢家さんごめんなさい(笑)


一番身近な人物が信頼できる分からない
緊迫感とテンポのよい展開が面白かった
サスペンスに加えミステリー要素もあり
満足な1冊でした
美男美女が主人公なので実写化したら
絶対話題になるし映えそうだ
涼介は役は道枝駿佑(なにわ男子)
「Silent」で注目の目黒蓮(Snow Man)
若手俳優の荒木飛羽あたりが演じて欲しい

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