こんな人にオススメ
・海が好き
・人生を楽しみたい
・自分らしく生きたい
あらすじ・内容
入社1ヶ月で会社を辞めた文哉が
急遽した父が遺した海の見える家で
暮らし始めて1年が経とうとしていた
都会を捨て、田舎に逃げただけなの
だろうか?
文哉は自問自答しながら、地元の
人々や管理を任された別荘の所有者
と交流を深めていく
その中で働くということは何かを見つめ
直し、自分なりの生き方を模索する
幸せのあり方を問う感動作!
ベストセラー「海が見える家」の続編
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ネタバレ・感想
「海が見える家」シリーズ第2弾
前作同様に本作も面白かった
文哉が試行錯誤しながらじわじわと
土地に馴染んでいく様子が描かれる
たくましくイキイキとしていた
・幸吉の野菜通販
・ビワの染め物
・別荘の管理サービス
・カフェ併設
・交流イベント
・株式会社設立
文哉は知恵を絞り周りの人々に助け
られながら成長していく
都会にいても田舎にいても
人との繋がりが大事だった
素直な文哉を周りが支えて成功した
働くとは何か?幸せとは何か?
ほとんどの人は生活する為に
好きでもない仕事を続ける
売上やノルマ、人間関係に苦しんだり
自分がやりたい事と違う選択をしなけ
ればならない時もある
何でもいいから“楽しむ”事をしないと
ストレスが溜まってしまう
作中で文哉が美晴に言っていたが
いかに人生という波に乗れるか
が大切だという事が心に残った
たとえ失敗してもやり直せはいい
文哉は生きるとは何かを見つめ直し
本当に大切なものを見つけていく
人生の選択は全て自分でしている
本来、全て自由なハズであるのに
生きづらさがある社会(;´д`)
お金があっても幸せでないと意味は無い
時間はみんな平等だから時間が無い
と思うのはいいわけでしかない
“時間を有効に使い人生を楽しむ”
事が大切だと考えさせられた
作中の幸吉の野菜や凪子のからあげ
海の幸をつまみに飲む酒が描写がいい
一緒に食事をしたくなった
海の描写もキレイで海を見たくなった
久しぶりに釣りもしたいなー
ひとつ気がかりなのは姉の宏美
お金を持って失踪してしまう
連絡したと思えば生き別れた母と
一緒に暮らしてるし(((・・;)
こんな姉は嫌だ……自由すぎる(笑)
本作では順調な文哉な姿が良かった
少々上手くいき過ぎる感じはするが
読後は爽やかな気持ちになった
自分も人生を面白くしたいと思った
続編タイトルは「海の見える家 逆風」
なので何かトラブルが起きるのか!?
続きが気になるので是非読みたい
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