
こんな人にオススメ
・一気読みしたい
・心理描写を楽しみたい
・ハラハラする作品が好き
あらすじ・内容
浪人生の堀部一平はバイト先で倒れた
葛城に付き添い、自宅アパートを訪れた
そこでは、春子、夏樹、多恵という
年代もバラバラな女性3人と小学生の
冬馬が、共同生活を送っていた
他人同士の生活を奇妙に感じた一平は
冬馬から、女性3人に前科があると聞く
一方、政治家の息子・吉井恭一は、度々
送られてくる不快な写真に苦悩していた
身を寄せ合う春子たちの目的とは?
そして、水面下で蠢く企ての行方は?
一気読み必至の衝撃サスペンス!!

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ネタバレ・感想
やっぱり伊岡作品はハズレがない
序盤の葛城と女性3人の奇妙な共同生活
から物語に引き込まれた
先の展開が気になり一気読みだった
2つの物語がどこで繋がるのか?
葛城と女性たちの関係性は?
一平がアパートを訪れたのは偶然か?
一平視点で物語を読み進めたので
自分ならどう行動したか考えた
3人の女性に巻き込まれていくのが
不思議と心地良く感じた
ひこばえ荘でのやりとりは面白く
圧倒される一平を見るのは楽しかった
一平が巻き込まれたのは恭一に
顔が似ていたのが理由だった
春子たちは恭一をおびき出して
嵌める為に一平を利用していた
(理由がわかった後は一平自ら協力する)
他人同士でありながら家族以上の
絆があって本当の“家族愛”を感じた
伊岡作品にしては軽めだったが
やっぱり胸糞悪い人物を描くのが上手い
恭一を嵌めたときはスッキリした
作者のコメント通りに「信頼、裏切り、
後悔、敬愛、憎悪、憧れ、友情、希望」
がぎっしりとつまった満足な1冊だった
ミステリーとしても十分楽しめた
登場人物が魅力的だったので続編希望
いなくなった3人の今後が気になる
最後に「特別招待券」を使わなかった
のは惜しすぎる(≧口≦)
自分なら絶対使っている(笑)
一平の人の良さにほっこりしたし
不器用で純粋なところも良かった
伊岡作品らしくない主人公だったが
人間味があって魅力的だった
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