
こんな人にオススメ
・どんでん返しが好き
・騙されない自信がある
・叙述ミステリーを読みたい
あらすじ・内容
ヌードダンサーのミミイ・ローイこと
漣子は八島財閥の御曹司・杉彦と恋に
落ち、玉の輿に乗った
しかし、幸福な生活は長く続かなかった
義父である当主・龍之助が何者かに
殺害されたのだ
真犯人は誰なのか?弁護側が召喚した
証人をめぐって、生死を賭けた闘いが
法廷で繰り広げられる
「弁護側の証人」とは果たして何者か?
日本ミステリーに輝く伝説の名作!
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ネタバレ・感想
王様のブランチで紹介されていて
話題になり気になっていた1冊
文章は古くて少し読みづらいし
正直序盤はあまり面白くなかった
しかし、終盤で驚愕する
第十一章「容疑者」の裁判のシーン
裁かれていたのは・・・
漣子(・_・)はい???
被告は杉彦ですよ
読み飛ばしていたのか?
第一章「花婿」では面会室では
漣子が面会に来ていて杉彦を
支えている様子が書かれていた
ちょっと待てよ
逆の立場として読み返してみると
違和感ない……上手く書いてる
見頃にミスリードされた(笑)
完全に騙された(≧口≦)ノ
第一章のタイトルが「花婿」だし
完全に杉彦だと思っていた
読み返すと意味が大きく変わる
杉彦の無実を信じる妻が夫のために
緒方警部補を頼る物語に見えるし
一途で健気な漣子が描かれているが
実際は、無実の罪を着せられた漣子が
罠に嵌めた夫を告発していた
終章の面会室のシーンは第一章とは
反対の立場になっていて面白かった
杉彦はクズ人間だったし、漣子は
冤罪にならなくて本当に良かった
漣子を逮捕した緒方警部補が
“弁護側の証人”になる展開は
現代の警察組織ではありえないが
これは正義感の強い緒方警部補
だったからこそ実現した
60年以上前にこのトリックはすごい
「殺戮にいたる病」や「倒錯のロンド」
「ロートレック荘事件」、「ハサミ男」
を読んだ時のような衝撃だった
上質な叙述ミステリーでした!
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