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こんな人にオススメ
・日々戦うサラリーマンに
・リアルな話が好き
・一気読みしたい



あらすじ・内容
大手メーカーの宣伝部副部長の広岡
ある日、左遷辞令が発表された
有能で人柄が良く同期では出世頭
だったのになぜなのか!?
自ら調査に乗り出した広岡は、
ファミリー企業に巣食う利己的な疑惑と
戊辰、足の引っ張り合いに巻き込まれる
不可解な「辞令」をモチーフに組織と
人間のあり方に迫る!
サラリーマンの人生を左右する
「辞令」に焦点をあてた傑作小説!



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ネタバレ・感想
辞令に対して奮闘するサラリーマンの話
大企業だがオーナーのでワンマン経営
会長が全ての決定権を持っている
30年以上前の作品には思えなかった
実際の会社でも不可解な辞令がある
上から好かれた者の評価が高く
ある程度実績があっても減点評価
上手く立ち回った者が出世していく


私がジュニアと同じ部署内で働いていたら
ヨイショやゴマすりをするんだろうか?
と考えながら読んだ


大企業での出世レースは足の引張り合い
広岡は人事部でも部下や同期を助けたり
尽力するが挽回できずに完結する
おそらく会社を辞めて転職しそうな感じ
続きか気になります


そして、宣伝部の前島部長が嫌すぎる
上にはペコペコしてゴマをすり
部下に対しては冷たい仕打ちをする
続編はないが、今後の展開として


広岡が子会社に出向

大きな実績を上げて部長として本社へ

会長から誤解が解け、評価が上がる

前島部長を左遷させる


半沢直樹ではないがやり返して欲しい!
最終的にはスッキリしたい

三田常務のように上にも意見できて
男気があるビジネスマンになりたい
仕事を頑張ろうと思える1冊でした

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