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こんな人にオススメ
・浦賀作品が好き
・どんでん返しが好き
・ミステリーの謎を解きたい


あらすじ・内容
網走に住む小説家の加納は妹を溺愛していた
妹の彩は就職の為に夕張に暮らし始め
やがて同期の奥津と婚約するが
奥津の浮気が原因で自殺してしまう
奥津への復讐を誓った兄は奥津を網走に
呼び出して殺害する
しかし、偽装工作を終えて戻る途中に
加納は交通事故を起こしてしまう
ここから物語は二つに分岐する
予測不能な衝撃の真実とは!?





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ネタバレ・感想
「彼女は存在しない」や「眠りの牢獄」で
騙されて今回こそは騙されないぞ!
と思って読み進めましたが・・・








今回も浦賀トリックに騙されました(x_x;)
人間関係の把握が少し難しかったので
メモを取りながら読みました


if A →猪澤の死体を隠し通し捕まらない
if B →警察に捕まってしまう

目撃者を殺した場合のAの方が捕まらず
終わるのかと思いきや
警察に捕まったのは加納卓也だった!!
ここで軽くて混乱する(゜o゜;)?

if A とif Bでパラレルワールド的な話

かと思いきや1つのストーリーだった!
if Aとif B の真相をまとめると



if A 
約30年前の話
犯人 加納豪(花田欽也)
被害者 奥津行彦(奥津父)
目撃者 猪澤五郎

if B 
現在の話
犯人 加納卓也(奥津息子)
被害者 奥津信也
目撃者 鈴木太郎


これを理解して読み返すと話が通ります!
読んでいる途中の違和感も解決します
伏線も張り巡らせてあり、見抜くチャンス
はたくさんあったのに!
叙述トリックにやられました


if A
・加納豪だとしっかり書かれている
・Nシステムを気にしていない
・携帯電話が出てこない

if B
・加納としか書かれていない
・Nシステムを気にしている
・if Bのみ桑原銀次郎が出る


プロローグで完全にミスリードされました
世代の違いを分かりにくく描いており
if Aとif Bを分けて読むと全く別の話に
絶妙な言い回しで読者を騙す描写に脱帽
読み直し必至のミステリーでした!

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