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こんな人にオススメ
・人生を見つめ直したい
・感動する本を読みたい
・家族の暖かい話が好き


あらすじ・内容
入社1ヶ月でブラック企業を退社した直後、
田舎暮らしをしていた父の訃報を知る
電話は知らない男からだった
家族に残されてたのは丘の上にある
海の見える家
文哉は早々に遺品整理を始める
そして、父の足跡をたどると、
意外な事実を突きつけられていく
夏、豊かな自然が残る海辺の暮らしで
文哉はもう1度人生を見つめ直す
「幸せとは何か」を問いかける感動作!



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ネタバレ・感想
父の訃報から物語は始まる
遺品整理をしていく内に父の生き方が
どんどん明らかになっていく


家族の知らない父が人と関わり合い
趣味を持ちながらイキイキと生活していた
文哉も最初は戸惑う事も多かったが
和海に助けられながら生活していく
無職で父も亡くなり、金も無いが
文哉もどんどんイキイキとしていく


何となくサラリーマンになり
生活していく為に好きでもない仕事をして
肩書や評価を気にして過ごす
周囲と比較され競争しながら生きる
理不尽な事も多く頑張っても
必ずしも評価される訳ではない

一方、周囲からどんな評価をされようが
自分が楽しみ、自分自身が納得する道を
選ぶ生き方もある


作中、主人公の
「自分の人生がおもしろくないなら、
なぜおもしろくしないのか。
他人にどう評価されようが、
自分で納得していない人生なんて
全く意味がない。」


という言葉が心に残った
頭では分かっていても、中々実行できない
イキイキと生きている人は輝いている
自分もいつかはイキイキと生きたい


感動するところもいくつかあり
パソコンのパスワードが163238
(ヒロミフミヤ)でデスクトップの写真は
家族で海で撮った写真だった
このシーンで涙ぐんでしまった


キレイな景色の描写も目に浮かんだ
新鮮な魚介類、サザエにビールも最高!
バーベキューでは父も喜んでくれただろう



本当の「幸せな人生」とは何なのか?
幸せは自分で決めるもの
父が最後に教えてくれた
ー人生を楽しむ努力をすることー



正直に生きることは簡単なようで難しいが
少しでも人生を面白く生きようと思った


読み終わったら心が晴れやかになり
海をみたくなりました
初読みの作家さんでしたが大満足
続編の「海が見える家 それから」も有り
是非、読んでみようと思います!

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