サラリーマンの読書

読書好きのサラリーマンです オススメの本を紹介しています! 生活に活かせる情報も発信中(^_^)/

タグ:浦賀和宏

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こんな人にオススメ
・一気読みしたい
・どんでん返しが好き
・ミステリーが読みたい


あらすじ・内容
ミステリー作家の冴子は友人・亜美から
恋人のタケルを紹介される
第一印象からタケルに不穏な空気を感じる
冴子は一通のファンレターからタケルに
対して不審を抱き、調査を開始する
そこには数多くの死が存在していた!
その死は着実に冴子と亜美にも近づく
逆転に次ぐ逆転で覆ってゆく真相
一気読み必至のミステリー!

 

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ネタバレ・感想
安定の浦賀作品でハズレ無し
今回も終盤から結末まで怒濤の展開
冴子目線で読んでいくと逆転の連続!


ちょい売れミステリー作家・冴子と
彼女を利用し売れようとする
美人ノンフィクション作家・莉菜の話


冴子はタケルの不穏な空気から独自に
調査を始め、冴子に近づく為に亜美に
接触していると思い込み行動する
次第にタケルからの恐怖を感じて
タケルを監視する生活を送る冴子
しかし、それが裏面に出てしまう
ストーカーと認識され、タケル殺人容疑で
冴子は逮捕されてしまう(証拠までも捏造)
冴子はタケルを追っていたのに
いつの間にか自身が追い詰められてしまう
身動きが出来ない状態に驚愕(°□°;)!



この全てが莉菜が仕組んだ罠だった!
莉菜恐ろし過ぎる((((゜д゜;))))



莉菜の準備周到さと実行力は凄まじい
友人、亜美に成りすまし冴子に近づく
→タケルを利用し、上手く誘導
→タケルを殺害し罪を冴子に擦り付ける
→冴子をノンフィクション作品にする
→注目を浴びて本が飛ぶように売れる


頭が良く、たくさんの人を操っていた
もし、これが自分に起きたと思うと
冴子と同様に混乱し叫き散らすだろう
こんな人とは絶対に関わりたくない


ラストで浦賀作品でお馴染みの銀次朗登場
莉菜に疑惑を持ち調査を始める
銀ちゃん頑張ってくれ~


少しモヤモヤする終わり方でしたが
続編に「十五年後の復讐」があります
メタモルフォーゼ側の短編集で
今回の事件に関わった人の話を描き
違った視点で事件を見る事が出来ます
興味がある方はオススメです

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こんな人にオススメ
・騙されたい
・一気読みしたい
・どんでん返しが好き


あらすじ・内容
婚約者の里美を事故で失った漫画家の陣内
衝撃のあまり、連載中の漫画のヒロインを
作中で殺してしまう
ファンからは罵倒の嵐だったが
その中に里美の死を予知する手紙があった
送り主の神崎とは何者なのか?
本当に予知能力などあるのか?
失われれた恋人への狂おしい想いの果てに
陣内がたどり着く予測不能の真実
最後の1ページではどんでん返しが!


 


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ネタバレ・感想
里美の死を予知した手紙から物語が加速
手紙の消印は事故の数日前だった
その為、陣内は手紙の送り主・神崎に
興味を持ち接触を試みる


最初は神崎の予知に対して懐疑的だったが
他にも予知を的中させて次第に信じていく
神崎の予知能力は本物なのか?
このあたりから先が気になり一気読み


また、陣内以外の視点でも描かれている
フリーターで漫画のファンである三好
勝ち組の陣内と負け組の三好
婚約者を亡くして失意の陣内と
彼女はいるが惰性で付き合っている三好
この対比する2人の戦いも物語の軸になる


ここから物語を解説していきます
まず、手紙の消印の謎は偽造すれば可能
事故が起こった後に手紙を作成
・作成した手紙を直接を持って行く
・手紙が届くまでの郵送時間を利用


神崎のマンションで予知した事故が
起きた事で神崎が怪しいと予想できた
映画館での事故で完全に陣内は信じたが
あれも神崎が仕込んでいれば可能
(実際に映画館近くで神崎と遭遇している) 


終盤のシーンでも読み応えがあった
陣内を殺そうとする三好だったが
神崎の助けもあり防ぐ事ができた
ここで助かったと安堵するも・・・



三好と一緒に神崎の部屋を訪れていた
細野も陣内に襲いかかってくる!
この時も神崎の助けで何とか凌ぐ事に成功
日付が変わり完全に安心しきる陣内
しかし、背中に熱い違和感を感じる
何と!仲間だと思っていた神崎から
包丁で刺されてしまいます
流石に浦賀和宏は簡単には終わらせない
最後まで読者を楽しませてくれます

神崎は旧姓で陣内が過去に付き合っていた
女性の母親でした
陣内に捨てられた事が原因で自殺した娘の
復讐を実行していた((((゜д゜;))))
漫画本の裏には復讐の為の本がズラリ
神崎の執念が凄まじく怖かった
予知能力を信じさせる為に罪を犯すし
タイトル通りに壊れていた


三好も漫画のヒロインが死んだという
理由で作者を殺そうとするし壊れていた
タイトルがしっくりきました




陣内が刺されてストーリーが終わるかと
思いきや、最後に最大のどんでん返しが!

プロローグとエピローグだけが現実
で本物の予知能力者は里美でした!!


これは予測できなかった
今回も浦賀作品に騙されました
最後に里美が電話をかけたのは誰なのか?
里美は予知を回避できるのか?
今回も大満足の浦賀作品でした

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こんな人にオススメ
・一気読みしたい
・浦賀作品が好き
・怒濤の展開を楽しみたい


あらすじ・内容
17歳の洋子は行員の佐久間と恋に落ちる
だが佐久間の仲間2人が殺害され
彼はその後、突然姿を消してしまう
洋子は佐久間を追って故郷である
東北の農村を尋ねると、かつて佐久間が
飼っていた三毛猫を発見する
村人らは佐久間はいないと口を閉ざし
洋子の監視を始める
佐久間との再会を信じる洋子を待っていた
のは、余りにも残酷な結末だった
一気読み必至のミステリー!





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ネタバレ・感想
まず、「緋い」から太陽や火を想像した
(緋色とは強い黄みの赤の事)
帯に衝撃的な結末とあり気になっていた


洋子は恋人を追って青森の農村を尋ねる
村は閉鎖的で怪しげな雰囲気・・・
洋子は佐久間の三毛猫を発見し佐久間は
村に戻っていると確信するが
村人は「この村に佐久間はいない」と言う
この村人たちは何か隠している
しかし、それが何か分からない


村人たちは何を隠しているのか?
佐久間は村に本当にいるのか?
いるなら生きているのか?


怪しげな雰囲気で謎が謎を呼び
物語に引き込まれ、ここから一気読み
浦賀作者には騙され続けているが
ここまで推理してみると


・佐久間は生きている
・事件の犯人でない
・何らか事情があり逃げている


今回も叙述トリックにやられるのかと
注意しながら読んだが、その気配は無い
後半は暴力的な描写の連続で
洋子は村人たちから無残な仕打ちを受ける
終盤にようやく洋子の父が助けにきて
村人たちを焼き殺して仕返しをする


ラストでは洋子は笹田の声を聞く
洋子の父は車を止めて周囲を見回す
洋子と笹田は再会を果たすが
父が見たものは火傷をした・・・





緋い猫 ((((゜д゜;))))





洋子は精神状態がおかしくなって
猫を笹田と感じたのか?
ミステリーからホラーに急展開(゚o゚;)
このオチは全く予想できませんでした!


1つだけモヤッとしたところは
佐久間の「死体の偽造」の謎は残されたまま
この伏線は回収して欲しかった
浦賀版のグリム童話といった作品でした

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こんな人にオススメ
・浦賀作品が好き
・どんでん返しが好き
・ミステリーの謎を解きたい


あらすじ・内容
網走に住む小説家の加納は妹を溺愛していた
妹の彩は就職の為に夕張に暮らし始め
やがて同期の奥津と婚約するが
奥津の浮気が原因で自殺してしまう
奥津への復讐を誓った兄は奥津を網走に
呼び出して殺害する
しかし、偽装工作を終えて戻る途中に
加納は交通事故を起こしてしまう
ここから物語は二つに分岐する
予測不能な衝撃の真実とは!?





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ネタバレ・感想
「彼女は存在しない」や「眠りの牢獄」で
騙されて今回こそは騙されないぞ!
と思って読み進めましたが・・・








今回も浦賀トリックに騙されました(x_x;)
人間関係の把握が少し難しかったので
メモを取りながら読みました


if A →猪澤の死体を隠し通し捕まらない
if B →警察に捕まってしまう

目撃者を殺した場合のAの方が捕まらず
終わるのかと思いきや
警察に捕まったのは加納卓也だった!!
ここで軽くて混乱する(゜o゜;)?

if A とif Bでパラレルワールド的な話

かと思いきや1つのストーリーだった!
if Aとif B の真相をまとめると



if A 
約30年前の話
犯人 加納豪(花田欽也)
被害者 奥津行彦(奥津父)
目撃者 猪澤五郎

if B 
現在の話
犯人 加納卓也(奥津息子)
被害者 奥津信也
目撃者 鈴木太郎


これを理解して読み返すと話が通ります!
読んでいる途中の違和感も解決します
伏線も張り巡らせてあり、見抜くチャンス
はたくさんあったのに!
叙述トリックにやられました


if A
・加納豪だとしっかり書かれている
・Nシステムを気にしていない
・携帯電話が出てこない

if B
・加納としか書かれていない
・Nシステムを気にしている
・if Bのみ桑原銀次郎が出る


プロローグで完全にミスリードされました
世代の違いを分かりにくく描いており
if Aとif Bを分けて読むと全く別の話に
絶妙な言い回しで読者を騙す描写に脱帽
読み直し必至のミステリーでした!

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こんな人にオススメ
・ミステリーが好き
・騙されない自信がある
・どんでん返し物が読みたい


あらすじ・内容

平凡だが幸せな生活をしていた香奈子の
日常は、恋人・貴治が殺されたのを契機に
狂い始める・・・
同じ頃、妹の度重なる異常行動を目撃し
多重人格の疑いを強めていた根本
次々と発生する凄惨な事件が香奈子と
根本を結びつけていく
その出会いが意味するものはー。
どんでん返しミステリー!

 


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ネタバレ・感想

浦賀作品をは「眠りの牢獄」に次いで2作品目
今回は騙されないないぞ!
と意気込んで読みました(笑)




結果はというと今回も騙されました・・・




物語は多重人格の叙述ミステリー
香奈子と根本有希の視点で進行する
普通に読めば根本有希の妹、亜矢子は
多重人格で下記の3つの人格がある

①亜矢子
②由子
③殺人鬼
(殺人を犯した人格が同じ場合)


しかし、終盤に驚く事が起こる
浦賀の家で根本有希が妹を刺すシーン


根本有希の視点では
→妹の亜矢子を刺している

香奈子の視点では
香奈子が有希に刺されている!!

香奈子を刺した瞬間は何でそっち!?
頭がおかしくなって間違えたのか?
と一瞬混乱しました(゜o゜;)
もちろん間違いではありません
なんと・・・・・・・




香奈子も亜矢子の人格の1人でした!




実際の亜矢子の多重人格は
①亜矢子
②由子
③殺人鬼
④香奈子

うん、ちょっと待てよ?
由子と香奈子は会っているので
由子=香奈子はありえません
しかし、これにもトリックがありました

由子は2人いたのです!

①亜矢子の多重人格の1人である由子
②中村由子(本物の由子)

序盤から香奈子と由子が一緒にいるので
香奈子=由子はないとミスリードされます
私は完全に引っかかりました
後から読み返してもおかしな点はなく
うまく香奈子=由子を隠しています


伏線もたくさんありました
・由子が香奈子を亜矢子と間違える
・亜矢子の部屋に「笑いの報酬」があった事
・香奈子が貴治が殺されてた事を知らない

中盤に香奈子と由子が食事をするシーンでは
「あなたが今、目の前にしている彼女。
彼女が貴治を殺したとあなたは疑ってるね。
でも貴治を殺したのは私なのよ」
と答えを言っています(心の声で)
これも大きな伏線でした


物語にに登場する女性は

・亜矢子
・香奈子
・由子
・恵

タイトルである彼女は存在しないの
「彼女」とは香奈子の事でした
しっかり叙述トリックにやられ
完全に浦賀作品ファンになりました
他の作品も是非読みたいです!

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